チューナーの部屋
最終更新日1999年7月11日
【概要】
エアチェックという言葉も死語になってしまった。
現在、日本国内におけるラジオ放送はFM波(76〜90MHz)、MW波(525〜1605kHz)、SW波の三種類がある。
このうち、ハイファイ放送として早くからステレオ放送を開始したのがFM波。
ここでは単体コンポーネントとしてのFMチューナーをご紹介しましょう。
【参考資料:82 COMPONENTS LINE-UP】
marantz FM/AM tuner ST-8mk2 \140,000(81/11)
マルチパスやセパレーションの状態をモニターできるマランツ伝統のオシロスコープを装備。
IF段にはメイン・サブ回路独立でメイン部には優れた群遅延特性で定評のある4極リニアフェイズLCフィルターを採用。
MERIDIAN FM tuner 104 \150,000(81/11)
ブースロイド・スチュアート、メリディアンシリーズのFM専用チューナー。
簡潔な操作系でコンパクトに洗練されたスタイルと緻密なモジュールコンストラクションを持ち、送出ソースのハイフィディリティな再現をします。
ONKYO FM tuner Integra T-419 \150,000(81/11)
入力トリプルチューン、RF帯域幅2段切換で、相互変調特性115dBを達成。
しかも、新開発セラソイド検波、オーディオ部全回路にDCを超えたスーパーサーボアンプを搭載し、最高品位のクォリティを実現しました。
OPTONICA FM/AM tuner ST-9 \150,000(81/11)
マイクロコンピューターの採用により、同調精度の追及、FM多局化時代への対応、操作性の改善を実現した第三世代のチューナー。
受信放送局をLEDで表示する当社新開発のステーションインジケーター採用。
DENON FM tuner TU-1000 \158,000(81/11)
Twain MPX回路(特許申請中)をはじめ、LCブロックのリニアフェーズフィルター、シリコンダイオード使用の超高帯域レシオの検波器などの採用により音質を阻害する要因を排除するなど、常に最高の機能を発揮します。
Mcintosh FM/AM tuner MR80 \888,000(81/11)
アンプリファイアー同様、高い評価を受けているマッキントッシュのチューナー技術が生み出したデジタルFMチューナー。
4局プリセット、マニュアル選局、オートスキャンによる自動選局などを装備した新世代のチューナー。
LUXMAN tuner(76/12頃)
ラックスのチューナーです。
1976年の時代に10万円近い小売価格でFMチューナーがあったなんて今となってはちょっと信じがたい。
この広告ではアンプがメインでチューナーはサブで載っているだけだが、これはFM放送が第一級のオーディオソースであったことの証である。
エアチェックに力が入っていた時代ならではの光景である。
igexさんのいかもの趣味みたいなコーナー
ちなみに本家・いかもの趣味ページにはここのリンクから行けます。
おまけ・富士通ゼネラル社のアナログCSチューナー
マイナーなままで終わったアナログCS放送のチューナー。
「富士通ゼネラル」というブランド名が邪魔をしたのか?
今は商業放送はすべてデジタルCSに移行してアナログCSによる商業放送は消えた。
かつてのBCL(Broad Casting Lisner)を思わせるパラボラアンテナを用いて世界の衛星放送を楽しむBCW(Broad Casting Watcher)が流行っているらしい。
おまけ・NECのCS-PCMチューナー
現在も放送しているミュージックバードのデジタルラジオ方送受信用チューナー。
音質的には抜群。
しかし、今時ラジオ放送のみのために3万円以上も出費した上に毎月2000円も支払う人は少なく青息吐息の状態。
私もスカイパーフェクTV!導入の際にCS-PCMも候補に上がったがチャンネル数が少ないのがネックで落選した。
チューナーを発売しているのがNEC、オンキョー、松下に限られ、しかもあまり販売熱心でないのもつらいところ。
一昨年に低価格のチューナーを発売して乗り気であったように見られたがやはり売れなかったようだ。
おまけ・ソニーのヘッドホンチューナー
ヘッドホンとラジオが一体になった。
だからどうした。
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