ソニーカセットデッキの部屋

最終更新日1999年8月9日


【概要】

ソニー初のカセットデッキ

情報御提供は東京在住の山口様です。
TC-2120

ソニーインテグレートシリーズをはじめお手持ちのステレオにコード1本つなぐだけで、カセットテープのステレオ録音、再生が楽しめます。

1969年ソニーカタログより
現金正価\25,800定価\27,800と二つの価格が載っているのはなぜだろう?

■FMステレオ放送の録音、再生
■マイクをつないでステレオの生録音
■ミュージックカセットテープの再生
 1.オールシリコントランジスタ
 ソニーの誇るシリコントランジスタ18石を使った低歪率アンプを内蔵。
 高忠実度の録音、再生が楽しめます。

 2.自動録音、ソニオマチック方式
 録音の音量を自動調節するソニオマチック録音方式を採用していますから、誰にでも簡単に美しい録音ができます。

 3.ステレオ装置との接続はコード1本
 コード1本をつなぐだけで、録音、再生ができる録再コネクターがついています。
 同じコネクターのついているステレオ装置なら、付属の録再コード1本をつなぐだけでOKという簡単さです。

※このコネクターは欧州ではポピュラーなDIN規格のもの。
 ステレオ録再接続が1本でできるのでとても便利なはずだが、なぜかすたれてしまった。

 このDIN規格のケーブルは録音側と再生側のケーブルがダブっていて録音同時再生が不可能だったらしいです。
 道理で普及しなかったわけである。(このケーブルアサイン情報は及川様よりいただきました。)

 LINE OUTとAUX INPUT端子がミニジャックというのが時代を感じる。
 ノイズサブレススイッチというのがついていた。
 録音の品質があまり良くないレコーデッドテープを聴くとき、ONにすると、気になるヒスノイズを抑え、雑音の無い美しい音で楽しむことができます。とのことである。

【たぶん歴代デッキ史上もっともかっこいいカセットデッキ】 以下三機種の資料御提供は神奈川県在住の内田様です
TC-FX7
ソニー TC-FX7 \79,800(1980/11)
カセットデッキのスリム化にひとつのエポックを刻むパネル高70mm、クォーツロックD.D.の<デジック・デッキ>FX7。
最近のカセットデッキの大きな流れとなっているスリム化に、大胆にチャレンジしたニューコンセプトの高級<デジック・デッキ>です。
正立透視型としてはほぼ限界とも見られる70mmのパネル高を実現。
しかも、デジタル(分秒)表示のリニア電子カウンター、ファインフェザータッチオペレーション、多目的リモコンプレイなどフレッシュな機能を満載しました。
また、先進デッキの風格が漂うシャープなデザインの内側に、クォーツロックD.D.方式を始め、高度な基本性能も同時に実現しています。

【カセット10巻連続演奏可能なカセットバンク】
MTL-10
ソニー MTL-10 \49,800
10巻まとめて聴きたい順に長時間連続再生が可能なカセットプレーヤー。
カーCDチェンジャーのようにカセットテープを専用の10巻収納キャディーに入れて本体に装着する。
ただし、業務用途での使用は遠慮するようにとの注釈付きだった。

TC-FX1010 TC-FX1010 \108,000(81/11)

Computerized Self-Control Deck

全身がデジタル感覚、<デジック・デッキ>の頂点に立つFX1010。
コンピュータ技術がデッキを変える。
まさしくそんな予感が現実のものになりました。
FX1010、そのフロントパネルをご覧ください。
パワースイッチも、イジェクトボタンも、いっさいの突起物が消えたフラットパネルフェイス。
操作部のすべてが、触れるだけのファインフェザータッチです。
しかもFX1010、デッキが録音、再生という行為を自ら考え、ベストコンディションを自ら選び出してしまう、驚くべきセルフコントロールデッキです。
たとえば、録音するとき、カセットテープをセットすると、テープポジションが自動的にセレクトされ、続いてキャリブレーション指示を行うと、最適な録音バイアス、録音感度に自動調整されます。
しかも、オーバーレベルがあれば自動的に録音ボリュームを下げるオートアッテネーター機能、録音状態に異常があればそれを警告するセルフモニター機能を装備し、録音ミスを防止。
誰が操作しても、ベストの録音状態が得られます。
さらにFX1010、こうして選び出したデータや操作部右側の機能を4つのステイタスメモリーキーにプリセット可能。
通常の録音/再生時には、テープオペレーションキーとこのステイタスメモリーキーの操作だけでOKという、すばらしくシンプルな操作を実現しました。
もちろんFX1010、<デジック・デッキ>の最高峰として基本性能の充実にも全力を注いでいます。
最新のノイズリダクションシステム「ドルビーC」の搭載をはじめ、ヘッド、メカニズム、信号伝送系などすべてのパートがデッキづくり30余年の歴史の重みを感じさせます。
たとえばヘッド。
録音用、再生用に、正確なアジマス調整が行え均一なヘッドタッチが得られるソニー独自の独立懸架型S&Fヘッドを使用。
F&F消去ヘッドと合わせ、美しい音質を生むセルフモニター3ヘッド方式を採用しています。
テープを駆動するメカニズムは、クローズドループ・デュアルキャプスタン方式。
音響用モーターとして数々の優れた特長を持つBSLグリーンモーター使用の2モーター・シンプルメカニズムとの相乗効果で、安定したテープ走行と高い回転精度を実現しています。
いま、コンピュータライズ・セルフコントロールデッキFX1010から、デジック世紀テイクオフ。


【個人的にあこがれていたソニーTC-K777】
TC-K777
ソニー TC-K777 \148,000
何の関係も無いが、個人的に欲しかったデッキなので載せておく。(^o^)


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