オープンリールビデオデッキの部屋
最終更新日1998年12月30日
【概要】
今でこそビデオテープはみなカセットタイプになっているが、昔はオープンリールが主流だった。
詳しい資料が無いので確かなことは言えないが、どうやらオープンタイプの民生用ビデオでは60分間の記録が可能だった模様である。
民生用オープンタイプのビデオは1969年9月に日本電子機械工業会が制定した規格CP-504に従った「統一1型」が規格として存在する。
その後1972年10月にCP-508「磁気録画テープ用カートリッジ」規格が制定された。
これは単一リール型とも呼ばれ、カートリッジに入っていたようである。
以下に図面を載せる。
図面御提供は山形県在住の佐藤様です。
生テープの方はV-32という60分もので1万円していた。
ちなみに当時のモニターテレビはご覧のようなチャンネルタイプの普通のテレビだった。
ついでに2インチタイプのビデオテープ V-23-90 \53,000 記録時間90分
1976年の資料からなので内容も乏しく、詳細はわからない。
SONY AV-8300 \258,000
どうやらこれが日本電子工業会の統一1型規格のVTRなのか?
もっとも、統一1型はモノクロ規格だからカラー規格はソニー独自の仕様のものかもしれない。
SONY AV-8750 \498,000
SONY AV-5700 \310,000
SONY AV-3500 \276,000
SONY AV-3750 \288,000
【情報御提供はtns様です】
さて,最近雑誌を見ていたところ世界初のカラーVTRの写
真が掲載されておりましたのでお送りします。
1960年のビクター製だということでドラムの直径は40センチ
もあったということです。
【情報御提供はけんぱん様です】
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