582Z/581Z

最終更新日1998年6月6日


【概要】

資料御提供は笠原様です。

テープマニアの要望に応える、各種テープの性能をフルに引き出すための多彩なキャリブレーション機能を装備、加えて、Dolby C-Type NRを搭載しました。

内蔵の15kHzテストトーンを使用したバイアス調整。
同じく400Hzテストトーンを使用した録音再生レベル調整。
このようなマニュアルによるキャリブレーション機能によって、テープに最適なコンディションを引き出すことを狙ったのが582Z/581Zです。
加えて、ドルビーCタイプNRの搭載、50dBワイドレンジLEDピークレベルメーターの装備により、音質、操作性の両面で大幅なレベルアップがはかられています。
テープマニアが、カセットデッキを使いこなす楽しみを満喫できる貴重な存在といえましょう。

582Z
582Z Discrete Head Cassette Deck \188,000(81/08)

ドルビーCタイプNRの搭載により、さらに音質をレベルアップ。
バイアス、レベルの厳密な調整を通じ、20〜20000Hzの特性が得られる録音再生同時モニター可能な3ヘッドデッキです。

カセットテープの測定用として、内外のテープメーカーやテスティングラボで活躍を続ける582のグレードアップモデルです。
バイアス、録音再生レベルのキャリブレーションが行える、テープマニア気質にフィットする持ち味はそのままに、ドルビーCタイプNR、50dBのLEDピークレベルメーターを新装備。
一段と原音再生の理想に近づきました。
録音系、再生系それぞれに専用のドルビーNRプロセッサーを採用し、アフターモニターが行えるなど、ディスクリート3ヘッドの良さを最大限に引き出しています。

581Z
581Z Discrete Cassette Deck \168,000(81/08)

582Zの3ヘッドクォリティーを、ドルビーNRプロセッサーおよびその周辺回路を録音時、再生時とも兼用することで経済的に実現したモデルです。

20〜20000Hz±3dBという特性に代表される、582Zの3ヘッドクォリティーをできる限り経済的な手段で実現できないか?
このテーマから生まれたのが581Zです。
ドルビーNRプロセッサー、およびその周辺回路を録音時、再生時ともに兼用。
アフターモニターはできませんが、テストトーン録音時に再生レベルをレベルメーターで直読でき、調整が容易です。
また、基本パートは周波数分散型ダブルキャプスタンのトランスポートメカニズム、ダブルNF回路のアンプ系統など、充実の構成です。


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