ZX-9/ZX-7

最終更新日1998年5月24日


【概要】

資料御提供は笠原様です。

あたかも、レーシングカーのように、「高度な走り」を楽しませてくれるデッキです。
1000ZXLにも肉迫する音質の素性の良さを5項目のマニュアル調整機構で厳密に生かしてください。

ZX-9
ZX-9 Discrete Head Cassette Deck \228,000(82/10)

テープが本来持っている能力を1本、1本、厳密に引き出していく、音のくろうと向けのデッキです。
フラッターを初めて絶ったD・D、3ヘッド機。

バイアスLR、録音再生レベルLR、アジマスの5項目を、テープごとにマニュアル調整し、「正しい音」を引き出すことができます。
これは、いたずらに「いじる楽しみ」を追求したのではなくて、ZX-9が持つ音質上のグレードをきちんと生かしてやるためには、どうしても必要な機能なのです。
特筆すべきことは、Nakamichi初のD・D方式である点で、基音を変調するフラッター成分の発生を抑え、ベルトドライブの良さとダイレクトドライブの良さをプラスしています。
また、マイクロプロセッサーとメカの対話によるリアルタイム・モータードライブ・メカニズムは、カセットデッキとしてはちょっと信じがたいほどの操作性・操作感の良さを生み出しています。

ZX-7
ZX-7 Discrete Head Cassette Deck \188,000(82/10)

1000ZXLにいたるNakamichiの技術を集約的に受け継ぎ、マニュアルキャリブレーション機能を備えたZX-9の姉妹機です。

ZX-9の基本的相違点で最大のものは、ダイレクトドライブでないことになりますが、ZX-7では、ベルトドライブ方式として、モーターから発生する有害なフラッター成分を吸収しています。
このほかアンプ系統などに多少の違いがありますが、ZX-9との価格差を考えると選択が難しくなりますね。


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