AKAI デッキの部屋

最終更新日1998年8月5日


資料御提供はけんぱん様です

【けんぱん様の御意見】
アカイのAircheck System 77
オープンリールを組み込んだシステムとしては、世界最後のものではないでしょうか。
EEデッキ、GX−77をメインに、赤井電機がアンプやFMチューナー、SPまで揃えております。
私個人はオーディオ・タイマーの多機能さに魅力を感じておりましたが、チューナーもこの価格帯で珍しく5連バリコン相当(死語)のフロントエンドだったり、アンテナ端子がFコネだったりして、黒川晃氏から高い評価を得ていたように記憶しています。
アンプでも数年後、同じ様な価格帯でMOS−FETアンプを出すなど、それなりに頑張っていたようですが、買った人は少なかったでしょうね。
aircheck compo

【筆者より】
アカイのエアチェックコンポ。

EEテープ7号リールを用いて9.5cm/secの速度でオートリバース録音。
これで3時間の録音ができた。
丸録りした番組をアカイ得意のオートリバースカセットデッキに編集して無敵のエアチェックコンポの出来上がり。


GX-747
AKAI GX-747 \220,000(1981年当時)

こちらはアカイの10号リールが使える本格テープデッキ。
<アカイの広告より>
EEポジションシステムは、オープンの能力をいちだんと向上させた。
アカイから10インチの最高峰、2機種誕生。

オープンの世界をつねにリードしてきたアカイが、またしてもセンセーションを投げかけます。
すでに大きな話題となっている新開発高密度記録EEポジションを装備したGX-747とGX-646。
アカイと、マクセル、TDK、ティアックの4社が共同開発したこのシステム。
従来のオープンのクォリティをはるかに超えました。
高域におけるMOL特性の改善、テープヒスをはじめとするノイズリダクションへの圧倒的な効果。
実に従来テープの約2倍(6dB)という信じられないほどのワイドレンジを獲得したのです。
その結果19cm/秒のテープスピードで従来の38cm/秒のクォリティに匹敵する音質、さらに9.5cm/秒で従来の19cm/秒に匹敵する音質を手にすることができたのです。
もちろんこの新しいシステムのために、アカイは伝統のメカニズムをより高精度化しています。
録音用途再生用にはEEテープの特性をフルに引き出すニューGXヘッド。
特に4トラックの録再で気になるクロストークやコンター効果の改善をはかっています。
また消去ヘッドも強い保磁力を持つEEテープに対応してダブルギャップ構造を採用しています。
また再生イコライザーの時定数を新しく設定したり、アンプ回路を新設計するなど、EEテープはもちろん従来テープの能力をも最大限に発揮できるよう総力を傾けて開発しました。


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