レコードプレーヤーの部屋

最終更新日2001年07月10日

【概要】

ついに禁断の世界に足を踏み入れてしまいました。
アナログレコードプレーヤーの世界です。

塩化ビニールの盤に掘られた溝を針で再生してそのわずかな振動を電気信号に変換し、それを増幅して音楽として楽しむ。
なんて素敵な趣味なのでしょうか。
昔から評論家がこだわる一品でした。

ここはオーディオ考古学らしくオーディオの歴史を載せてみましょう。

1600
英 ギルバート 磁石論完成
1826
独 オーム オームの法則発見
1831
英 ファラデー 発電機原理発明
1837
米 モールス モールス電信機と符号の発明
1876
米 ベル 電話機発明
1877
米 エジソン フォノグラフ発明
1888
米 ベルリナー グラモフォン発明
1892
米 エジソン 円筒式レコード量産化
1894
米 ヘルツ 無線受信方式発明
米 ベルリナー グラモフォンレコード発売
1895
露 ポポフ 無線通信方式実用化
1904
米 フェッセンデン ラジオ放送実用化テスト
米 オデオン社 両面レコードの特許出願
1907
米 ポールセン 直流バイアス方式発明
1914
米 エジソン 円盤式レコード発売 ダイヤモンドディスクと読んだ
1919
米 フォレスト フィルム式発声映写装置完成
1920
米 ピッツバーグにて世界初のラジオ放送開始
1924
米 ベル研究所の一部であったウェスタンエレクトリク(WE)社 電気録音方式完成
1926
米 WE社 円盤式発声映写機完成 バイタフォンと呼んだ
米? ベアード ビデオディスク発明
米? カールソン他 交流バイアス方式発明
1930
米 RCA社 LPレコード発売
英 デッカ社 45-45方式ステレオ方式発表
1935
米 RCA社 金属真空管発表
1936
米 RCA社 ビーム出力管完成
1937
米 RCA社 GT管完成 仏 リーブス PCM発明
1939
米 RCA社 ミニチュア管完成
1948
米? ブラッテンとハーディン トランジスタ発明
米 RCA社 EPレコード発表
1949
日 東京通信工業(現ソニー) 磁気テープ完成
1950
日 東京通信工業 テープレコーダ試作
1951
米? クック 2本溝のステレオレコード発表
米 ショックレー 接合型トランジスタ発明
日 日本でもLPレコード発売
1954
日 ソニー社 コンデンサーマイク開発
1955
米 アンペックス社 ステレオテープ発売
日 ソニー社 ステレオテープレコーダ発売
日 ソニー社 トランジスタラジオ発売
1956
米国 45-45方式ステレオレコード発売
1958
日本 日本でも45-45ステレオレコード発売
1961
米 フォトグラフィックビデオディスク発表
1963
蘭 フィリップス社 コンパクトカセットテープ発売
1965
米 ドルビー研究所 ノイズリダクションシステム発売
1969
米? バンガード 4チャンネルテープ発売
1970
日 松下電器 ダイレクトドライブ方式ターンテーブル開発
1971
日 東京芝浦電気 エレクトレットコンデンサカートリッジ完成
1972
日 日本コロムビア社 PCM録音システム完成
1972
日 東京芝浦電気 PLLシンセサイザーFMチューナー発表
1975
日 ソニー社 ベータ方式VTR発売
1976
日 ビクター社 VHS方式VTR発売
1977
日 ソニー社 PCM-1発売
1978 9月
日本 DAD懇談会発足
1979
蘭 フィリップス社 コンパクトディスク方式発表
1982
日本 コンパクトディスク発売
1983
日本 DAD懇談会発足
1989
日本 レーザー光線でピックアップするレコードプレーヤー発売
1991
日本 シリアルコピーマネージメントシステム確定

1974年ステレオ芸術3月号より

アームとカートリッジ


THORENSのプレーヤー

ソニーのプレーヤー

テクニクスのプレーヤー

ヤマハのプレーヤー

Lo-Dのプレーヤー


ターンテーブルが回る様子は見ていて楽しいもの。
ターンテーブルを安定してまわすという命題に各社挑んでいた。
方式だけ挙げても「リムドライブ」「ベルト(糸)ドライブ」「ダイレクトドライブ」とバラエティに富む。
今はベルトかダイレクトかに別れているようだ。

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